一級建築士 勉強方法 製図試験

発表された課題から考察する点

本日はとうとう課題が発表されました。

集合住宅ですね。

僕の見解ではありますが、これまで僕の講師や周りの受講生が話していたこと等を元に、発表された課題文の中でいくつかポイントをピックアップして説明します。

結論としては、これから資格学校や通信教育で指示されていることに従って勉強すれば、この課題発表については何も気にする必要はないと思います(笑)

もし、宿題や目の前の勉強のことで精一杯の方にとっては貴重なお時間を費やしてしまうことになるので、ここまで読んでいただければそれ以降は大丈夫です。

出題者

  • 今年も法規が重要

まず、僕が注目するのは上の画像の赤線で引いた部分です。

ここに着目する人はあまりいないかもしれませんが、この方が出題者の代表のようです。

インターネットで調べる限りでは、やはり法規をとても重要視しているようです。

ちなみに去年(2020年度の高齢者介護施設のとき)もこの方の名前がありました。

よって、今年も同様に法規が重要視され、法令違反の場合は一発でランクⅣになる恐れがあります。

要求図書

  • 作図する平面図・断面図

上の画像で書かれている要求図書により、今年もおそらく平面図3つ、断面図1つを描くことになりそうです。

4階建て以上の建物の場合、おそらく平面図は、「1階平面図・配置図」と「2階平面図」と「基準階(3階から上階の同じ平面)」の3つだと思います。

もしくは「1階平面図・配置図」と「基準階(2階から上階の同じ平面)」と「最上階」といったところでしょうか。

3階建ての建物の場合、おそらく平面図は 「1階平面図・配置図」と「2階平面図」と「3階平面図」だと思います。

さすがに、この課題で地下はないですよね(笑)

断面図に関しては、4階建て以上の建物を作図する可能性もあるため、ここ数年続いていた3階建ての建物より作図時間がかかる覚悟も必要です。

ちなみに、平面図では住戸をたくさん描くため、平面図の作図も時間がかかります。

  • 階数について

過去問の傾向から、3階建ての建物より4階建て以上の建物が出題される可能性の方が若干高いですが、おそらく資格学校では両方に対応できるように課題をこれから作るかもしれません。

(注)の部分

  • 採光について

今年はさらに上の画像の赤線で引いた「採光」が追加されました。

このような、今年になって追加されたような部分は、おそらく資格学校の講師がよく注目する点だと思います。

  • 実際に採光が試験問題にどうかかわってくるか

正直なところあまり気にしなくていいと思います。

資格学校や通信講座の指示に従ってください。

今の時点で不安な方もいると思いますが、資格学校や通信講座でそれに関連した課題が出たときに初めて一生懸命考えるようにするべきだと思います。

本試験まであっという間なので、優先順位をつけて限られた時間を重要なことに費やしてほしいと思います。

  • 採光については計画の要点等の記述で問われるのではないかと思います

これは完全に僕の予想ですが、採光に関する要求を図面に反映させるのは限界があると思います。

せいぜい自然採光を取り入れるために居室を南側に配置するくらいです。

もしくは要求されていることを補足事項として文字に書いて矢印で引っ張るくらいかと. . . 。

なので、採光については主に計画の要点等の記述で問われるのではないかと思います。

「自然光を取り入れるために有効採光面積を床面積の1/7以上とした」みたいなことを書けるようにしておく必要があると思います。

しかし、これも資格学校や通信講座で必ず課題が出るはずなので、そのときに初めて勉強して書けるようになっておき、理解できないことがあったらそのとき初めて勉強して調べるようなやり方でいいと思います。

最後に

  • 皆同じ条件で戦っている

わからないことだらけで不安な方もいると思いますが、あまり気にせず資格学校や通信教育の課題に従って、頑張っていただければいいと思います。

本試験で今まで解いたことがない問題が出題された場合は、他の受験生も全員解いたことがないので、結局皆同じ条件で戦うことになるため心配する必要はありません。

  • 参考にする類似した過去問

過去問は平成27年が類似しているので、さらっとでいいので一通り目を通しておくことをおすすめします。

2年目以降の余力がある方は、一度解いてみるのもいいと思います。

  • この記事を書いた人

向井

こんにちは、Webライターの向井です。 このサイトでは主に金融・不動産関連の情報を発信していきます。

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