一級建築士 勉強方法 製図試験

設計製図本試験当日の試験会場で対応するための製図板固定方法について

僕や同じ設計製図のクラスに通っていた人達が実践していたおすすめの製図板の固定方法を説明します。

固定方法

固定方法は以下の写真に示す通りです。

(受験勉強当時の状況を再現しています。)

養生テープを2つ利用して製図板の手前の部分2か所を止めます。

こうすることにより、製図板の奥側の部分の作図で力を入れて描いても、製図板が浮き上がったりすることがありません。

また、製図板の端部と机の端部の面(建築用語でいうと小口(笑))もしっかり貼れば製図板があまり動かなくなります。

手前側だけではなく奥側にも同様に貼る人がいましたが、僕個人的には手前だけで十分かなと思います。

机によって判断するのもいいと思います。

養生テープは何でも大丈夫ですが、念のため養生テープを紹介している別の記事もよかったら参考にしてみてください。

そもそもなぜ製図板の固定方法にこだわるか

試験会場によっては机がとても使いにくく製図板を上手く置けない場合があるため、本試験で自分の力を十分に発揮するためにはこの製図板固定方法は意外と重要になってきます。

試験会場によって机の条件が異なるなんて不公平だと思う方もいると思いますが、実際に僕が受験した試験会場の机はとても使いにくかったです。

具体的にどうだったかというと、机の奥行が製図板の奥行寸法以下でした(笑)

あとは、机の前後の間隔が狭く、特に作図中など自分の体が後ろの机にぶつかり2回ほど迷惑をかけました(笑)

しかし、この固定方法であればどんなに作図しにくい机でも対応できると思います。

実際に僕もこの方法で問題なく作図できました。

できれば普段から本試験を意識してこのように製図板を固定することをおすすめします

僕は普段の講義や自宅での学習でも、このように製図板を固定して作図をしていました。

同じクラスにはあまりそういうことをしている人はいませんでしたが、僕としてはそんなに手間がかからないのでやった方がいいと思っています。

なんとなく成績が良さそうな人間に思われるのが恥ずかしいという思いもあるかもしれませんが、僕は恥を凌いでやってました(笑)

しかも、実際に成績は悪い方でした(笑)

最後に

製図板は常に自宅の机の上にセットされた状態にしておいた方が、毎日帰宅したあとにすぐ作図に取り掛かることができます。

おそらく皆さんも早い段階で気づいていると思いますが、製図板をセットするのは意外と手間と時間がかかります。

また、机は設計製図の勉強専用に用意しておいた方がいいと思います。

実際に僕は1年目に不合格だとわかった翌月に、わざわざそれ専用に机をもう1つ買いました(笑)

そこまでしなくてもいいと思いますが、少なくとも今皆さんの机の上にある設計製図以外のものは当分の間、別の場所に置いておく方がいいと思います。

少しでも皆さんの作図の環境づくりの参考になれば幸いです。

  • この記事を書いた人

向井

こんにちは、Webライターの向井です。 このサイトでは主に金融・不動産関連の情報を発信していきます。

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