一級建築士 勉強方法 製図試験

令和3年度設計製図試験の課題の参考になる建物を見学してきました

今年の設計製図試験の課題発表を見て参考になる建物を調べた結果、ウィズ原宿がいいかなと思い見学してきました。

伊藤豊雄の作品ですね。

商業施設のある集合住宅が出題される予想をして選択しました(笑)

(たぶん外れるので鵜呑みにしないでください(笑))

今年は資格学校で建物見学のレポートの宿題が出るかわかりませんが、その宿題や試験問題の計画の要点等記述の参考にしていただけると幸いです。

※ざっくりした説明となっています。細かい部分について間違いがあった場合はご了承ください。少なくとも本試験においては、合格を大きく左右する議論にはならないと思います。

全景その他写真

以下の写真が全景です。

左に見えるのは原宿駅です。

 

以下の写真は原宿駅構内から撮った写真です。

 

以下の写真はメインエントランスです。

最初は「え?住居者もここから入るの?」と思いました。

 

どうやらそのようです。

以下の写真はメインエントランスに入ってすぐ左にある住宅用のエレベーターです。

住居者はこのエレベーターで上階の住居まで行くようです。

 

以下の写真のように、看板にも注意書きが書いてあります。

 

去年の計画の要点等の記述では「インフルエンザやノロウイルスへの対策について、建築計画や設備計画において考慮したこと」が問われましたが、以下の写真くらいしか思いつきませんね(笑)

もちろんしっかり対策されていると思いますが、これはただ単に僕の力量不足です(泣)

各階の構成

各階の平面図は上の画像のようになります。

・1~3階・・・商業施設

・4~9階・・・住宅

・8階・・・住宅とレストラン

という構成になっています。

(※地下もありますが、ややこしくなるのですみませんがここでは割愛させてください。)

ここで重要なのは緑、赤、青で囲ったようにそれぞれの部門が区分されていることです。

エスキスでプランが上手くいかない場合、この区分ができていないことが多いです。

例えば一般の利用客が容易に住宅や管理のエリアに入ることができてしまうようなプランは適切ではありません。

特に1階の緑色の四角で示した住居者用のエレベーターは、専用のカードキーなどで動くようにすることで、一般の利用客がエレベーターで住宅のフロアまで上がってこないようセキュリティに配慮しているようです。

(上述した写真には念のためカードキーと思われる部分にモザイクをかけています。)

僕個人的には1階西側のメインエントランスで利用者と住民の動線が交錯しているのはいいのかなと思いますが(1階平面図のメインエントランス部分の赤と緑の矢印(アプローチ)が重なっている)、おそらくこの程度なら許容範囲と判断したのでしょう。

計画の要点等のような記述の形式でポイントを説明

この建物のポイントについて、計画の要点等で解答するように説明を書いてみました。

こんな感じでしょうか。

  1. メインエントランスについて

「メインエントランスは最寄り駅がある西側に配置することにより、最寄り駅の利用者にとって視認性の良い配置計画とし集客性の促進を図った。」

  1. エントランスホールについて

「エントランスホールは動線の基点となるよう建物中央部に配置することにより、各店舗への動線の長さが短くなり利用者の利便性に配慮した。」

  1. 吹抜けについて(この建物の場合、ちょっと吹抜けとは呼べないかもしれませんが. . . )

「エントランスホールの直上に2層吹抜けを設けることにより、各階が連続した一体的な空間かつ開放的な空間を演出する計画とした。」

  1. ゾーニング計画について

「管理部門は南東にまとめて配置することにより、住宅部門、共用部門の動線と交錯することがないよう配慮した。また、住宅部門は4~9階、共用部門は1~3階に配置することにより、明快な階別ゾーニングとした。(8階についても南側に住宅部門、北側に共用部門を配置することにより、それぞれの動線が交錯することがないよう配慮した。)」(すみません、カッコ書きのところは本試験では書かなくて済むことを願います(笑))

  1. 住宅部門のセキュリティ管理について

「1階の住居者用エレベーターにはカードキーシステムを設置することにより、店舗の利用者が住宅部門に侵入することのない計画とした。また、階別ゾーニングによる共用部門との明快な区分により、セキュリティ管理が容易になるよう配慮した。」

  1. 3階のARTWORK(手芸広場?)について

「ARTWORKは最寄り駅がある西側に面するように配置することにより、最寄り駅や駅前大通りに対して手工芸品作り活動の活発な賑わいを積極的に取り込む計画とした。 」

本試験ではどのようなプランが考えられるか

この建物は平面的に四角形ではなく変わった形をしており規模も大きく複雑なため、本試験では同じような建物が出題される可能性はさすがに考えられません。

そこで、「もしこの建物と似たような用途が出題されたとすると、どんなプランがあるか」という1つの例をざっくり描いてみました。

簡単ではありますが、こんな感じになりました。

倍コマというもので簡単に描いてみました。

ゾーニングや縦横のスケール感やエスキスの雰囲気をなんとなくでいいので参考にしていただければと思います。

最後に

以上のことを参考にして、エスキスではこのようなことを考えながら計画するということを少しでも理解していただけたらと思います。

また、計画の要点等の記述はこういうふうに書けばいいんだな、というようなことも感じ取っていただけると嬉しいです。

「利便性」だとか「視認性」だとか「賑わいを取り込む」だとか(笑)、決まり文句を引き出しとして自分の中でいくつか持っておくと、記述が書きやすく、また採点者からの印象も良いと思います。

  • この記事を書いた人

向井

こんにちは、Webライターの向井です。 このサイトでは主に金融・不動産関連の情報を発信していきます。

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