一級建築士 勉強方法 製図試験

設計製図本試験当日を振り返る1【色々やらかしました(笑)】

設計製図の本試験当日は緊張のあまり普段やらないミスをしてしまうと良く言われています。

僕も色々やらかしてしまったうちの一人です(笑)

この記事では僕が合格した令和元年の設計製図本試験当日のことを振り返ります。

(初年度の平成30年は不合格、2年目の令和元年で合格しました。)

試験日

まず僕が受験した試験日を説明します。

令和元年は10月13日(日)に本試験が実施されましたが、僕がいた地域は台風で延期になり令和元年12月8日(日)に再試験が実施されました。

本試験の振り返り

以下に本試験開始からの経過時間ごとに説明します。

[0:30]あまりの難しさに絶望

台風延期の再試験は絶望的な難易度の試験でした(泣)

あらかじめこの年の10月13日の試験内容はある程度対策しており、敷地条件など似たような内容でしたが、開始30分あたりでとても難しいことに気付き、これには受験生の誰もが絶望したと思います(泣)

僕個人が思うに総合資格学院の課題の難易度でいうとオリ12を超えている難易度だと思いました(笑)

どう強引に計画しても要求室1つ分まるごと収まり切らないような問題でした(笑)

[1:30]急にエスキスの神が降臨(笑)

全くプランがまとまらず、もうダメかと思いましたが、開始1時間30分の時点で急にエスキスの神が降臨しました(笑)

このときは倍コマの案を8つ以上は検討していました。

おそらく、これまで以上に手を動かして数多くの案を検討したことが良いプランに繋がったのだと思います。

[2:30]計画の要点等(記述)を開始するも普段より時間がかかってしまった

普段学校の演習では毎回記述を35分程度で完了していましたが、このときは少し慎重になってしまったこともあり、60分程かかってしまいました。

主に、文章の細かい言い回しを修正したり、説明の図を綺麗に描いたりといったような状況でした。

[3:30]作図で柱の位置を間違えて手戻り(泣)

なんとスパンを間違えて、柱を消して描き直しました(泣)

そして一度描き直した柱も間違っており、合計で2回間違えました(笑)

おそらく15分くらいロスしました。

しかも自分にとって柱を描き間違えるのは1年4カ月ぶりくらい(平成30年8月以来くらい)の出来事でした。

緊張すると本当に思いもよらぬことが起こります。

作図を通算120枚ほど描いた僕としては植栽などの表現が持ち味でしたが、作図未完のランクⅣを防ぐことで精一杯で、植栽の表現どころの話ではありませんでした(笑)

また、階段の段数調整に普段は5分程かかり、結局この本試験では段数調整せずに線を全部描いてしまいました。(それでも合格しています。)

[6:20]最終チェック

作図の手戻りで時間がかかってしまったため、最終チェックの時間は10分しかありませんでした。

ちなみに「屋上設備スペース」(3階平面図に点線で表記)を描き忘れており、あわてて描きました(笑)

最後の最後まで気が抜けない本試験となってしまいました(笑)

まとめ

以上、色々やらかしましたが無事に合格しました。

以下に本試験のときの実際の時間配分とやらかした内容をまとめます。

本試験で緊張しないようにするのはほぼ不可能ですが、これくらいのことが起こり得ることは頭の片隅に置いておいていただければと思います。

 

時間配分

0:00~2:30・・・エスキス

2:30~3:30・・・計画の要点等(記述)

3:30~6:20・・・作図

6:20~6:30・・・最終チェック

 

やらかした事

・記述で慎重になってしまい、いつも以上に時間がかかった

・スパンを間違えて柱を描き直した

・時間がなく階段の段数調整ができなかった

・屋上設備スペースを表記し忘れかけた

  • この記事を書いた人

向井

こんにちは、Webライターの向井です。 このサイトでは主に金融・不動産関連の情報を発信していきます。

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