一級建築士 勉強方法 製図試験

これから設計製図の勉強で挫折しないために(経験談を踏まえて)

ここで書くことは主に設計製図の講座にこれから通い始める方々に向けた、挫折しないためのアドバイスになります。

特に僕のように学科試験を独学で突破し、これから初めて資格学校に通おうとしている方々に向けてです。

もっと言うと、僕みたいに元々設計製図に向いていない方々です(笑)

(それが自分なのかどうかは、おそらく1回目の講義のときの作図スピードで判明します。)

設計製図を独学で勉強する方にとっても、「資格学校ではこんなに危機感を持って勉強しているのか」といった気づきになり、設計製図の勉強への意識が変わると思います。

まず、僕の1年目の経験から皆さんに言えることは主に以下の目次の2つです。

①学科試験を突破しても安心せず、すぐに勉強モードに切り替える

学科試験を突破した皆さんはとても大変だとは思いますが、安心してのんびりせず、すぐに勉強モードに気持ちを戻してほしいと思います。

遅くても1回目の講義が始まるまでにです。

今年でいうと2021年7月18日(日)までにです。

僕は1回目の講義が終わったあと2~3日(火曜日か水曜日くらい)まで勉強モードに戻れず、少し油断してしまいました。

そして、宿題の作図をしても予想以上に時間がかかり、2回目の講義で宿題を提出することができませんでした。

そうなると既にこの時点で同じクラスの人たちと大きな差がついてしまい、授業にもついていけず精神的にもよくありません。

(あまり気にならない性格の人は大丈夫です(笑))

特に学科試験を独学で突破した人は、資格学校の雰囲気や講義のスピード感を知らず、その速さにとても驚き苦労すると思います。

全く偉そうなことは言えませんが、皆さんも僕のようにならないでほしいと思います。

②必ず講義の復習をする

皆さんにとっては当たり前の話かもしれませんが、僕は1年目のとき講義の予習・復習をしませんでした(笑)

僕は今では特に復習が大事だと思っています。

そして講義はどんどん進み、自分は完全に取り残されたような状態でした(泣)

学科試験のときから資格学校に通っていた方々は、これまでにずっと講師などから予習・復習をするように指示を受けていたかもしれませんが、学科試験を独学で勉強してきた自分には予習・復習というものは頭の中にありませんでした。

他の方々もそうではないでしょうか。

(いや、僕だけですかね(笑))

今でも覚えているのは、たしか8月のお盆休み前くらいの時期だったと思いますが、講義の中で早速エスキスの実習を各自でやり始めるようになって、そのときに僕が言った言葉はこんな低レベルな発言でした。

「え~と. . . 、何をやればいいですか?」

もちろんエスキスです(笑)

しかし、エスキスの手順がわからず、何から検討すればいいのか全くわかりませんでした。

講義の復習をしていないのでわかるはずがありません。

そして、周りの人たちはどんどん手を動かしてエスキスを進めていきます。

土俵にすら上がれていない状態でした(笑)

「なんであんなに難しい学科試験を合格したのに、こんな目に合わなければいけないんだ。」と思いました。

もちろん僕もいい大人なので、自分が悪いことくらいはちゃんと自覚しています(笑)

最後に

万が一、挫折しそうになっても必ず資格学校に最後まで通い続けてほしいと思います。

学校によっては、講師からきついことを言われることもあるかもしれませんが、授業料を払っているのは自分である以上、成績が悪かったり宿題を提出しなくても講義に参加する権利はあります。

僕みたいに元々設計製図に向いていない人は、おそらく宿題を終わらせようと頑張っても終わらないことがあります。

しかし結局こんな僕でも1年目の設計製図本試験では作図未完だけは防ぎランクⅢでした。

他の記事でも書いていますが、もう少しやる気を出して頑張っていれば、その年に合格していた可能性もあったかもと、今でも少し後悔しています。

(僕は翌年の2年目で合格しました。)

よって、最後まで頑張れば設計製図の本試験の日までに合格できる実力が必ず身に付きます。

この記事を見て、皆さんには最後まで諦めず頑張っていただきたいと思います。

  • この記事を書いた人

向井

こんにちは、Webライターの向井です。 このサイトでは主に金融・不動産関連の情報を発信していきます。

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