一級建築士 勉強方法 製図試験

初回講義の宿題を絶対にやり切ってほしい理由

一番大手の資格学校に通う皆さんへのアドバイスになりますが、設計製図の第1回目の講義がもうすぐ始まります。

僕も一番大手の資格学校を選び、1年目(2018年)、2年目(2019年)と2年分の設計製図に通いましたが、その体験を踏まえ、皆さんには第1回目の講義で与えられる宿題を必ず終わらせてほしいと思います。

理由は以下に説明する通りになります。

最初の宿題をやるかどうかで、一気に差がついてしまう

おそらく同じ資格学校の中でも講師によって若干宿題の量や内容が違うかもしれませんが、毎年1回目の講義では作図を5枚完成させる宿題が全国共通で与えられます。

最初は1枚完成させるためにだいたい8時間くらいかかってしまいますが(人による)、枚数を重ねる度に作図スピードが速くなるので、30~40時間くらいかけて作図5枚を完成してほしいと思います。

そして、この作図5枚をやるかどうかで、周りの人と大きな差がついてしまいます。

早くも最初の段階で大きな差がついてしまっては、モチベーションがなかなか維持できません。

さらには、宿題を提出できなかったという罪悪感も拭い去ることができません。

宿題を提出しないと、結構きついことを言う講師もいると思います。

実は最初の宿題が一番大変

資格学校の講師は絶対に言ってくれないと思いますが(笑)、実は2回目以降の宿題はそこまで大変ではありません。

もちろん楽というわけではありませんが、作図のような体力を使う作業よりもエスキスのような頭を使う作業になっていきます。

また、1回目の宿題では勉強時間のほとんど全部を宿題に費やしてしまうと思いますが、それ以降の宿題では結構な時間はかかるものの、それ以外の時間として予習・復習や自分が苦手なところを補う勉強時間に当てるような勉強スタイルになっていきます。

もちろん作図が苦手な人は自主的に作図をやっていくことになりますが、宿題として強制的に言われてやるよりは精神的に全然違います。

宿題のパターンはだいたい「エスキス、記述、作図を行い1つの課題を完成させる+アルファ」のような感じだと思っていただければいいと思います。

よって、宿題は1回目が一番きついです。

この週は木曜日から祝日に入るのでチャンスです

今年は作図5枚の宿題が与えられた週の木曜日(2021年7月22日)から祝日に入ります。

よって、作図が遅い方々はこの祝日をうまく利用して乗り越えていただきたいと思います。

普段の業務が忙しい方もいるかと思いますが、できれば月曜日の時点で(さらに言うと日曜日の講義が終わって帰宅してから)宿題を開始して、どれくらいで終わりそうか目途を立てるのが理想だと思います。

最後に

作図することも大事ですが、宿題を提出すること自体もモチベーションを維持するためにとても大事です。

僕は1年目はその宿題を提出できず、2年目はちゃんと提出しました。

さすがに1年目のときの痛い目を見るのはもう嫌だという気持ちでやりました。

僕も偉そうなことは全く言えませんが、僕の痛い経験が皆さんの役に立てばと思います。

設計製図の勉強を経験した方々の気持ちは痛いくらい理解しているので、このブログを見ている方々を心から応援しております。

初めて作図を始める人は、作図を速くするために早目に知っておくべきこの記事が参考になります。

  • この記事を書いた人

向井

こんにちは、Webライターの向井です。 このサイトでは主に金融・不動産関連の情報を発信していきます。

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